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東京大空襲のころ
2010.04.02 Friday | category:大野さんの思い出ノート
「昭和20年3月10日の東京大空襲により会社は全焼したが鉄骨の建物の鉄骨だけのこったのでそれを修理して再建したそうです。」
10日の夜、偶然休みにあたり空襲に合わなかった職人。当日居合わせて消火に勤めたがポンプの水がなくなり間に合わなかったという話をする職人のコメントが添えられています。
この場所でそういうことが起こったことをまったく感じることなく過ごしていますが、色々なことをくぐりぬけて工場が存在するのだと実感します。翌年の昭和21年に工場は再建されました。
「其の頃の十間川はとてもきれいに水が澄んでいて長い川藻が水の流れにゆらゆらとゆれて小魚の群れがキラキラと光って見えました。
仕事を終えた私たちは川に入って泳いだり、また橋桁の上から飛び込んだものでした。」
夏の暑い工場を想像すると川の気持ちよさが想像できます。大変な事も多かったでしょうが、当時の風景はおおらかでバイタリティにあふれれているように見えます。
10日の夜、偶然休みにあたり空襲に合わなかった職人。当日居合わせて消火に勤めたがポンプの水がなくなり間に合わなかったという話をする職人のコメントが添えられています。
この場所でそういうことが起こったことをまったく感じることなく過ごしていますが、色々なことをくぐりぬけて工場が存在するのだと実感します。翌年の昭和21年に工場は再建されました。
「其の頃の十間川はとてもきれいに水が澄んでいて長い川藻が水の流れにゆらゆらとゆれて小魚の群れがキラキラと光って見えました。
仕事を終えた私たちは川に入って泳いだり、また橋桁の上から飛び込んだものでした。」
夏の暑い工場を想像すると川の気持ちよさが想像できます。大変な事も多かったでしょうが、当時の風景はおおらかでバイタリティにあふれれているように見えます。
大野さんの思い出ノート
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