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回 開発秘話/その1:千筋

新製品『回』に、多数のご反響頂き、誠にありがとうございます。

松徳硝子の創業以来初の7,000〜10,000円代という高価格帯商品だったり、江戸切子職人 堀口徹君とのダブルネーム商品だったり、型吹きの原点とも言える伝統的な製法『直吹き(じかぶき:一本吹き)』で吹き上げたお猪口だったり、その他にも様々なアイデア、思い、こだわりの詰まった酒器となっております。

そんな中で今日はひとつの隠れたこだわりをご案内させてください。

現在、回シリーズでは、三種のお猪口を展開しております。その中の『回 千筋(せんすじ)』ですが、江戸切子でも古くから使われている日本の伝統文様で、文字通り細かな筋(線)がびっしりと入った意匠を呼びます。通常は、「あしらい」として用いることが多い様で、この千筋を主体にした意匠は、珍しいようです。

『筋』と言えば、関西では道のことを言ったり、才能や感性に優れ上達の見込みがあることを『筋が良い』なんで言いますし、道理から外れた理不尽なことを『筋が通らない』無いなんて言って、個人的に大好きなVシネマの台詞なんかでは、『試験に出る!頻出単語』レベルだったりします。

グラフィックデザインにおいても、プロダクトデザインにおいても、こういったシンプルな構成要素をどの様なバランスで配するかにより、その見た目は大きく変化してきます。当然、数学や物理の様に、絶対的な答えのある世界では無いので、単純にコレ!と言っても、無限大のバリエーションが出るのですが、やはり「これしかないっ!」とその答えを導き出すのがプロの仕事だと常々思っています。

そんな中で、この『千筋』はもちろん、何れの図案も、何度も何度も試作を繰り返し、生地(グラス)の厚さ、重量とのバランス、カットデザインとの相性を追求して参りました。

そして、この『千筋』において共に、「これしかないっ!」と導き出した答えが、60本の筋でした。

そして堀口君、満面のドヤ顔で『60本!これしかない!おっ!?60本?そっか!!コレ還暦祝いにいいんじゃね!?』それはそれは、身の毛もよだつ程のドヤ顔でした。あのドヤ顔が夢に出て来て、毎晩うなされています。

という訳で、氏もかつては、江戸切子界のプリンスとかメディアで紹介されたりしていて、イジラれることに関しては、あまり免疫が無いもんで、調子に乗って、あんまりイジルとプクゥと怒るのでこれ位にしますが・・・。


『60本の筋』『(人生の)道のり』『筋が良い』『筋が通った』

おぉぉおおおおおお!!!スゴイ!深いっ!
とても美しいストーリーになってます。

流石、三代秀石/堀口切子主宰 堀口徹!
先ほどの暴言、謹んでお詫び申し上げます。(訂正はしませんが)

ということで、またまた後半グダグダになってしまいましたが、『回 千筋(せんすじ)』、還暦の御祝におススメの酒器として、お引き立ての程、何卒よろしくお願い申し上げます。

ここでジャパネットさんばりに、「そんな還暦の御祝におススメの!この酒器がっ!今ならっ!」と行きたい所ですが、零細工場なもので、そんな大盤振る舞いも出来ず、大変申し訳ございません。

希望小売価格:7,350円(税込)となっております。
何卒よろしくお願い申し上げます★⌒( *^-゜)v
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